哀恋の先で、泣いて。

泣かせたかったわけじゃないのに、ずっとあのときのように笑っていたかったのに、どうしてそうできなかったのだろう。

後悔先に立たず、今更後悔しても変わらないし、どうにもならない。



この人の近くにいられるのも、話せるのも、泣けるのも、笑えるのも最後で、もうきっとない。

きっとこれからは付き合う前より、もっと言うと出会う前よりも遠い存在になっていくのだろう。




しばらくはすきでいると思う。簡単に忘れられるような恋じゃなかったし、中途半端な気持ちじゃなかったからこの想いはすぐには消せない。

いつか、いつか、まだわからないけれど、この気持ちにサヨナラできる日がきたとしても、空っぽになることはないと思う。



楽しかったし、うれしかったし、ドキドキしたし、ときに悲しくなったし、寂しくなったし、いろいろな感情が溢れた、知らない感情が溢れた1年半だった。

大好きでいたことはずっと消えない、消せない。