悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。



短かったけど、嬉しかった……


月曜からはただのクラスメイト。

今まで通り、委員長とそのライバル同士だけの目も合わせない関係。


「………」


ちょっと斜め上に並んだきれいな字。


それを見るとなんだか目の奥が熱くなって、なにかが込み上げてきそうになって。


ズキズキと感じる胸の痛みから目を背けるように。


「勉強しよう……」


ブンブン頭を振って、考えるのをやめた。


今は16時。


何時に終わるか聞いてなかったけど、たぶん1時間くらいだよね。


下校時刻は18時だし、17時くらいに図書室に行こう。


それでぜんぶ終わりにしよう。


それからはすべての意識を勉強にぶつけるように、シャーペンを握りしめた。