悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。

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「ちょっと職員室行ってくるね」


「はいよー
一緒にいこーか?」


「大丈夫!
日誌取りに行くだけだから!」


数学の授業が終わって机の上を片付けていたら。


「向坂今日、日直だったよな?」


「はい」


担任の八雲先生に話しかけられた。


「日誌持ってくるの忘れたから、職員室まで取りにきてくれるか?」


「分かりました」


「ねえねえ、八雲っち!
ココ教えてよ!」


「数学は嫌いだけど、八雲っちはめっちゃすき〜!」


「八雲先生、な。
はいはい、どーも」


わたしとの会話もそこそこにすぐに囲まれる先生。


高身長、黒髪、イケメン。

三拍子の八雲先生は、まだ25ってこともあって女の子からすごい人気。


その三要素って点では漣くんも同じなのに、女の子と笑って話してるだけでぜんぜんちがう。


「じゃあ向坂。
日誌、あとで取りに来いよー」

「はっ、はい……!」


ワイワイ囲まれながらも、ニコッと笑いかけてくれる先生。


「イケメンだ……」


わたしがなにか言う前に、すずちゃんがつぶやいたのも無理はない。