「でも海凪は大丈夫なんじゃない?」
「え?」
「中学の時も、中間が終わったその日からすぐ切り替えて勉強してたし。今回ももう始めてるんでしょ?」
「………」
あー、あたしなんでもっと早く気づかなかったんだろ。
なんてブツブツ言い出したすずちゃんの前で。
どうしよう………
内心冷や汗ダラダラで、
すずちゃん以上に焦りだすわたし。
ほんとにどうしよう!!
中学の時は確かにすぐ始めてた。
でも今は……
「いいよね、アイツ。
いっつも涼し気な顔して一番で」
ふんっと鼻で笑うすずちゃんの目線の先には。
「きゃあああ!!」
今日も朝からめちゃくちゃ騒がれてる彼……漣くん。



