悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。



『連絡ないし来ないから、スマホ見てないのはわかった。勉強するために電源切ってるのはえらいし、そんな真面目なとこもすきだけど……」


だけど……?


『今日は余裕ないから、放課後、東屋ね。
逃げたら……』


「漣って、……使うのすきね」


そうじゃない。
そうじゃないよ、すずちゃん!


なにが原因がわからないけれど、怒っているのは確実。


ここまで怒ってる漣くんは初めて。

今日、生きて帰れる……?


「とりあえずさ、東屋行ってみなよ。
で、万が一なことが起きたら、まあ……受け入れるってことで!」


軽っ!

軽すぎだよ!!


「ど、どうしよう……」


カバンを肩にかけて、ふらふらしながら教室を出たら。


「海凪ちゃん」

「えっ?」


「今時間、大丈夫かな」


副委員長さんである浬々ちゃんが目の前に立った。