悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。

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つ、疲れた……。


掃除も終わって放課後。

カバンにノートや教科書を詰めながらため息をついた。

今日は朝からたくさんの人と話した気がする……。


「海凪ちゃん、めちゃくちゃかわいいね!」


「髪ふわっふわ!
なに使ってるの?」


なんて普段話さないようなクラスの女の子に話しかけられたり。


「向坂さん、イメチェン?
めちゃくちゃいいね」


なんて、男の子にまで話しかけられた。

漫画の女の子はいろいろ言われてたけど、かわいい、なんて言われてなかった。


たまたま、メガネに三つ編みを好きな人がわたしの周りに多かったのかなぁ……。


「あれ?ゆっくりしてていいの?」

「え?」


いろいろ考えてたら、掃除から戻ってきたすずちゃんが不思議そうな顔をしていた。


「昨日会えなかった分、今日はめいっぱいイチャイチャするんじゃないの?」


「えっ!?
ど、どうして知って……って、あ」