悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。

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「よし、じゃあ始めますか!」


放課後。

各々掃除が終わって、旧校舎の図書館に集まった。


ここに来たのは、漣くんとちゃんとお付き合いを始めた日以来。


ちらりと長テーブルが目に入って、じわじわと体が熱くなる。

漣くんにお姫様抱っこされて、乗せられて、キスされた場所。


意識しないほうがむりだよ……。


「海凪?
どうかした?」


3人は不思議そうな顔でこっちを見ている。


「なっ、なんでもない……!
そ、それより、この座り方でいいの……?」


「うん!
向坂と七流、小山と俺が隣。学年トップの2人が正面にいれば、わかんないとこ教えてもらえるし」


それはぜんぜん構わないんだけど……。

机がくっついてるから、必然的に肘がぶつかってて、動揺しているのがバレてそうで恥ずかしい……。


「じゃあ、各自勉強しつつ、わかんないとこが出てきたらお互い質問し合うってことで」