「んんっ……、ふっ……」
ここは校内で。
ましてや、だれかが入ってくるかもしれないのに。
「っ、は、口あけて……」
「っ、だめ……っ」
抵抗する隙さえ与えてくれないほど、角度を変えて何度も重なる。
「だめじゃない」
「だめっ、だよ……っ、ひゃっ…ぁ…!」
塞がれていた唇が今度は首に熱を落として。
「漣、くん……っ」
「うん。そのまま」
耳を指でゆっくりなぞられた途端、ビリッと電気が走ったみたいになって。
「ふっ……はぁっ…」
同時に甘すぎる熱が入ってくる。
「……っは、もっと」
「んんっ……、」
息ができない。
くらくらする。
うるさいくらいに高鳴っていた心臓も耳を塞ぎたくなるくらい恥ずかしい水音も。
聞こえていたはずのそれらの音が気にならないくらい頭がぼーっとしてきて。
「さざ、なみ……くん……っ」
ガクガクと足が震えて、腰にトンっと机が当たる。



