悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。



「え、そうなの?」


「弟が熱出しちゃってさ?親も遅いから早く帰って看病してあげたいんだよね」


「それは大変!
弟くん、大丈夫?」


「最近暑いからって、エアコンガンガンで半袖で寝てて。風邪ひくって言ったのに聞かないから。ほんとばか」


さすがすずちゃん。

面倒見いいなぁ……


確か弟くんは中学生、妹ちゃんはまだ小学2年生って言ってたっけ。


絶対心配なはず。


「あーもう、ほんとさいあく。むりだって言いにいってもいいけど、じゃあまた後日とか言われそうだし……」


友達が困ってる。

ここでわたしが動かずにどうするの!


「すずちゃん」


「んー?」


「わたし、その仕事引き受けるよ!」


「えっ、でも……」


「いいのいいの!
前にわたしの代わりに引き受けてくれたでしょ?」


中学の時だったけど、わたしの場合は自分が熱出しちゃったパターン。