えっ、え?
わたしなにか変なこと言っちゃっ……
「漣くん、耳があか……」
「それ以上言ったらまた深いキスするよ」
「ひえっ」
慌てて口を閉じる。
あんなキスされちゃったら、今度こそ倒れちゃう。
「しかもあんな潤んだ目で見てきて、ほんと生殺しかっての。ほんとむり。かわいい、かわいすぎる。くそかわいい、まじで」
「さ、漣くん……?」
なにやらぶつぶつ言ってるけど、次は一体どうしたの……?
「とにかく」
身体が離れたあと、漣くんは一旦目を閉じて一息つくと、まっすぐ見つめてきた。
「俺は離れないよ」
「ええっ!?」
「ええっ、じゃない。
むしろもっと離したくなくなった」
「そっ、そんな……っ」
これじゃあ、テストに集中できない!



