ずっとこの腕に抱かれていたい。銀星と出会う前は自分がどうやって息をしていたのかも思い出せない。
銀星は私のひとりぼっちの世界に、光をくれた人。
それは太陽のようにキラキラしたものではなく、静かな月の光のように暗闇の世界の道しるべとなってくれるような、そんな光だ。
*****
しばらくして、ようやく落ち着きを取り戻した私は銀星から離れた。
「……戻ろう。迷惑かけてごめん」
私は銀星の顔が見れなかった。だけど、銀星はごく自然に私の手を握ると、何も言わずに歩き出した。
やがて、友幸と理華さんがベンチに座って話しているのが見えてくる。
私達に気付いた理華さんが立ち上がり、笑顔を作った。
「姫川さん、大丈夫だった?」
「あ……はい。すみません……」
告白現場を覗き見た罪悪感から、私は理華さんとどう接したらいいかわからなかった。
咄嗟に握られた銀星の手を離し、理華さんに頭を下げる。
銀星は私のひとりぼっちの世界に、光をくれた人。
それは太陽のようにキラキラしたものではなく、静かな月の光のように暗闇の世界の道しるべとなってくれるような、そんな光だ。
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しばらくして、ようやく落ち着きを取り戻した私は銀星から離れた。
「……戻ろう。迷惑かけてごめん」
私は銀星の顔が見れなかった。だけど、銀星はごく自然に私の手を握ると、何も言わずに歩き出した。
やがて、友幸と理華さんがベンチに座って話しているのが見えてくる。
私達に気付いた理華さんが立ち上がり、笑顔を作った。
「姫川さん、大丈夫だった?」
「あ……はい。すみません……」
告白現場を覗き見た罪悪感から、私は理華さんとどう接したらいいかわからなかった。
咄嗟に握られた銀星の手を離し、理華さんに頭を下げる。

