黙り込んだ私に何を思ったのか、銀星が急に口を開いた。
「お前は強いな」
「……え」
思わず銀星のほうを見る。
「初めて会った時から思ってた。お前は強い女だって。その辺の女どもとは違う、自分の弱さを受け入れて心も身体も常に強くあろうとする、その生き方に惹かれた。だから、俺のものにしたいと思った」
私は言葉を失った。
こんなふうに銀星が自分の気持ちを話すのは初めてだった。
今まで、私にこんなことを言ってくれた人はどこにもいなかった。
「強いね」とはよく言われるけど、本当はそうじゃなくて、弱さを克服して強い人間であろうと努力してきたことに、気付いてくれた人は初めてだった。
私は視界が歪みそうになるのを懸命に堪えて、銀星の手のひらを強く握り返した。
銀星は、やっぱり私が思っていたような最低な男じゃないのかもしれない。
どうかそうであって欲しいと願った。
「お前は強いな」
「……え」
思わず銀星のほうを見る。
「初めて会った時から思ってた。お前は強い女だって。その辺の女どもとは違う、自分の弱さを受け入れて心も身体も常に強くあろうとする、その生き方に惹かれた。だから、俺のものにしたいと思った」
私は言葉を失った。
こんなふうに銀星が自分の気持ちを話すのは初めてだった。
今まで、私にこんなことを言ってくれた人はどこにもいなかった。
「強いね」とはよく言われるけど、本当はそうじゃなくて、弱さを克服して強い人間であろうと努力してきたことに、気付いてくれた人は初めてだった。
私は視界が歪みそうになるのを懸命に堪えて、銀星の手のひらを強く握り返した。
銀星は、やっぱり私が思っていたような最低な男じゃないのかもしれない。
どうかそうであって欲しいと願った。

