『…うん!』

そのあとも順調に接客業をした。

ふう…ちょっと疲れた。

今は一旦休憩で、午後はなにもない。
だから午後は先輩と回る約束をしている。

あ…そうだ。先輩のところちょっとだけ見にいこうかな?

「美紅、先輩のとこ行くの?」

『あ、うん。いくよ』

「じゃあわたしも行こっかな〜あ、相良!あと頼んだよ?」

宿泊学習で仲良くなった相良くんに言い残し、教室を後にした。

「なんかさっきからすっごい視線感じるのってわたしだけ?」

そう。私たちはいま廊下を歩いてるんだけど、様々な視線が突き刺さるの。