[必要は発明の母]

「はあ、南蛮煮は美味だよお」破顔一笑とする長月遥。
「服を変えたんだな」とイデアル。
「うん」

冷たい夜風が流れるなか橘家では集まった女子たちによりめいめいの料理を作ってパーティゲームで遊んでいた。

長月ケットがコモドールミニを使ってプログラミングを打ち込んでいる。飴玉を舐めながら。