あたしはユンファ。

成長とは何だろうな、とよくそう思う。
それは自分自身のアイデンティティと周囲からの役割への期待がずれているときだと思うな。

そういったときは自分を深く見つめやすい。とはいえそれはしばしば無意味で非常に辛いものなのだが。

グレートマザー。

母なるものの拒絶が子どもの成長を促すことはありそうだ。一般にそれは反抗期と呼ばれ、自我樹立の意味合いがある。

もう少し問題点を述べる。もちろんあたしはシミュレータしてるのだが。

家庭内で母親がグレートマザーに加えて男性原理を担うとどうなるか。
たとえば父親の機能不全(弱い父親)などで。

その場合の子供の自我樹立は極めて難しいと思うのだ。

(参考文献、昔話の深層、河合隼雄:著)