クールな野良猫男子には逆らえない。

笑みを消した私を、悠雅の薄茶色の瞳が映し出す。


「……あんたがいたから」


「……え、わたし……?」


言葉の意味を理解するのに時間がかかった。
悠雅の視線は真っ直ぐに私に注がれて、身動きができなくなる。


私は何か言おうと口を開いたが、悠雅は私から視線を外してハンバーグを食べ始めた。
結局、私は悠雅の言葉の意味を聞けなかった。





夕食を食べ終えた私達はお風呂に入り、恒例となった悠雅の髪を乾かす作業を終えて、いよいよ寝る時間になった。


「……今日も、一緒に寝る?」