「前にあかりちゃんに過去の恋人の事凄く訊かれた事あったけど。
その都度、恥ずかしいからって誤魔化していたけど」
そう言われ、こんな状況だけど、
少し照れ臭い気持ちになった。
「それなりに、居たよ。
普通に何人か付き合った」
そう口にした阿部さんの表情が少し重くて、
なんでだろう?と首を傾げてしまう。
「恋人って、友達と違って、
その関係が深いから。
幼い頃の過去を隠して付き合っている事が相手に対して自分を偽っているみたいに感じて。
かと言って、本当の自分を知られる事は怖くて。
それが、友達と違って女性と付き合う事がしんどく感じて。
それは相手を変えても同じで…。
いつの頃か、なら恋人なんかいらないっか、って。
それに、正直、その女性達を本当に好きだったのかも分からなくて。
無意識に、好きにならないようにしていたんだと思う」
そう聞いて、私はこの人に自分の思いを伝えなくて良かったと思った。
好きだと言っていたら、
彼にとって私はただ迷惑な存在になっていたのかもしれない。
その都度、恥ずかしいからって誤魔化していたけど」
そう言われ、こんな状況だけど、
少し照れ臭い気持ちになった。
「それなりに、居たよ。
普通に何人か付き合った」
そう口にした阿部さんの表情が少し重くて、
なんでだろう?と首を傾げてしまう。
「恋人って、友達と違って、
その関係が深いから。
幼い頃の過去を隠して付き合っている事が相手に対して自分を偽っているみたいに感じて。
かと言って、本当の自分を知られる事は怖くて。
それが、友達と違って女性と付き合う事がしんどく感じて。
それは相手を変えても同じで…。
いつの頃か、なら恋人なんかいらないっか、って。
それに、正直、その女性達を本当に好きだったのかも分からなくて。
無意識に、好きにならないようにしていたんだと思う」
そう聞いて、私はこの人に自分の思いを伝えなくて良かったと思った。
好きだと言っていたら、
彼にとって私はただ迷惑な存在になっていたのかもしれない。



