伽藍、態度は横柄だけど、本気でこーちゃんに惚れてるっぽい気がしてきた。
でもこーちゃんはこーちゃんできっぱり拒絶しているし……こーちゃんと伽藍、天秤にかけたら十対零でこーちゃんに傾くからなあ、俺の思考回路。
いくら伽藍が本気だろうと、俺はこーちゃんを護る方に全力をかける。
「そういうわけで、こーちゃんは俺のなんだ」
「で、けいちゃんは私のなんだ」
こーちゃんから、予想外の追撃。
え、あ、え?
………~~~~~っ。こーちゃん、ここで抱きしめてもいいですか? 可愛すぎるよ! つまりは俺を独占したいってことでいいかな⁉
「そ、んな……」
浮かれ立つ俺の脳内とは正反対に、伽藍はこの世の終わりでも見たみたいな顔になった。
すまんな、伽藍。俺はお前とはどうあっても仲良くできない運命らしい。こーちゃんをかけてしまっては、俺は退けない。
大事な可愛い弟をそこら辺の野郎にやれるか!
「こーちゃんは俺が責任をもって幸せにするから、ご心配なく」
人のよさそうな笑顔でトドメをさす。
俺も愛想笑いが板についてきたなあ。
「つまり朝宮さんは湖月の友達以上恋人未満みたいな感じなのかしら?」



