気になっているところを訊くと、三人が目配せをした。
代表はこーちゃんに決まったようで、こーちゃんが俺の方へ顔を向けてきた。
「本当はけいちゃんも誘うつもりだったんですよ。蔦子先輩が休日にお休みもらえたから生徒会で遊びたいって言いだして。で、けいちゃんを誘う前に今日は用事が入ったような感じだったんで、それを蔦子先輩に伝えたら……」
「尾行って一度してみたかったのよね」
「そう言ってくれてたらあんな奴の用事なんて蹴って俺も一緒にいたのにぃいいい!」
両こぶしを握ってテーブルに額を伏せた。くそっ、タイミング悪かったな!
「でも結果合流出来たんだしいいんじゃないですか?」
幹がフォローするように言って来た。……まあそうだけどさ。
「蛍都が女の子の友達連れて来るの初めてだねー」
メニューを持った小唄さんがやってきて、「どうぞ」とテーブルに広げた。
……ともだち?
「……友達なのか?」
「なんであんたが訊き返すのよ。生徒会仲間なだけですよ」
俺の疑問にスッパリ答えた哀淋が、小唄さんい訂正を求めた。
「あ、手繋いでた子は彼女か」
と、にやっとした笑顔を俺へ向けた小唄さん。
「……彼女?」
また首を傾げる俺。
こーちゃんと手を繋いでは来たけど、逃げられないようにするためだし……こーちゃんは腹蹴って逃げるをよくやるから。



