「………」 ぶすー。 「………」 ぶすー。 「会長も蘭丸もそろそろ喧嘩やめよう? どっちが悪いってこともない話だし、蘭丸の性格? のことは俺らも他言しないから」 いつもより早めに切り上げた、とはいえ、部活生もほとんど帰っている時間です。 蔦子先輩と緒方くんを間にはさんで、四人で校舎を出ました。蔦子先輩の鶴の一声で。 「別に喧嘩してるわけじゃありません」 「こーちゃんがわからずやなだけだ」 「こっちのセリフですが?」 「あー、もう喧嘩続行しない! 二人とも顔が怖いって」