けいちゃんは私の性悪にも耐性があるようなのでばっさりOKなのです。
「じゃあこーちゃんは何も変わってないんだね?」
「コロコロ変われるほど性格をたくさん持っていません」
「よかった~~~~~はあ~~安心した」
私の返事を聞いて、泣いていたけいちゃんが一転笑顔になりました。
……何というか、けいちゃんってちょろいんじゃないですか?
「俺の勘違いだったのかー。でも浅井は今度呼び出しておこう」
「音々に何かしたらその瞬間会長のこと大っ嫌いになりますよ」
「……呼び出しやめる」
「ええー……朝宮ちょろすぎ」
真顔で言うけいちゃんを見て蔦子先輩がぼそっと呟きました。私も同意です。
直後、緒方くんがまた学園新聞を片手に口を開きました。
「そういやスルーされてますけど、会長が蘭丸のこと『こーちゃん』って呼んでるの、現場にいた奴らは聞いてるみたいですけど大丈夫っすか?」
「「………。‼」」
しまった! 土下座が意味わからなさすぎて呼び方を訂正するの忘れてた!
けいちゃんもしまった顔になってあたふたし出しました。



