会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】


こーちゃんの鮮やかなかわしかたが面白くて黙っていたけど、……なんかムカムカしてきた。

「――おい、五月女伽藍」

何故か手がわなわなと震える。さっきからこいつ……。

「あ? なんだよ、幼馴染」

伽藍が、俺を鋭く見て来るのに反抗するように、俺も視線を険しくさせる。

「こーちゃんがお前と結婚するわけないだろう。こーちゃんの一生は俺が守るって決まってんだよ」

「……は?」

「………あら」

「………………」

伽藍から胡乱な反応があって、湖蘭さんは口元に手を当てた。こーちゃんは……無反応。

……くっ、こうなったら!

がばりとこーちゃんを抱き寄せた。ぎゅっと抱きしめて宣言する。

「こーちゃんに近づく不埒者は俺が赦さん。こーちゃんは俺のだ」