生まれ変わりたいと願ってた

清水さんが来るのは早くて。

車を運転しながら、なんだか少しウキウキしているような

感じが伝わってくる。

中々、鼻歌とかしないし。

「清水さん、どうしたんですか?」

「瑠海ちゃん、良い報告があるよ。」

「何ですか?」

「なんとね、ドラマの出演が決まったんだよ!」

ヤッタ─♪

「でね、推理系で。依頼人として。」

「主人公ではないけど、チャンスだよ!」

うん、そうだね。

頑張らないと!

「着いたよ。荷物は運ぶから、ドアとか開けて貰えるかな?」

「もちろんです。」

4箱を往復で運んでもらって。

「ありがとうございました。」

「これ、台本。」

「撮影するのって、いつですか?」

「来週からだよ。」

「分かりました。」

1箱目を開けて、冷蔵庫に入れた。

冷凍食品や野菜などを送ってくれた。

それと、本や筆記用具類。服なども。

ーガチャー

あれ?私の部屋のドアが開いた音?

「何で、俺の部屋に女が?」

「おい、響。そこ、俺達の部屋じゃない。」

「こいつ、誰?」

「あの、初めまして、シェアハウスで暮らすことになりました、
桜乃 瑠海(さくらの るあ)1年です。」

「瑠海ちゃん、よろしくね。」

「部屋間違えて、ごめんね〜。」

フゥ…

びっくりしたぁ。