生まれ変わりたいと願ってた

あっという間に、6時というタイムリミットがきて、

夏音は優空が見送るようにお願いして。

それで、清水さんが来るのを待っている。

「瑠海ちゃん?」

「奏さん?」

「瑠海ちゃん、今日さぁ一緒に行ってもいい?
今日最後の撮影だし、打ち合わせしたいし。」

「あ、はい…」

響さんもかなぁ?

「瑠海ちゃん、お待たせ。それと、奏くんも。」

清水さんに奏さん先に伝えといたのかなぁ?

「瑠海ちゃん、バラエティ番組に出演が決定したよ!」

「その、バラエティ番組って?」

「それはね、瑠海ちゃんが企画した奴をやるんだけど。
提案とか考えなきゃいけないんだけど、引き受ける?」

「はい!もちろんです。」

考えないとなぁ。

「瑠海ちゃん、今日でドラマの撮影は終わるから、
明日と明後日は、ゆっくり休む事とアイディアを
考えて欲しいなぁ。」

撮影場所に着いて、セリフの暗記と気持ちの入れ替えをして。

正直、撮影が終わるのが早く感じて、

撮影が終わるのが少し悲しい。っていう、気持ちもある。

「瑠海ちゃん、ドラマの配信が終わったら、お給料とか渡すから。」

「分かりました。」

土日の間に弟に会いに行かないとなぁ。

家に着いたら、優空が待っていてくれた。

こんなにも心強いことはないと思う。