生まれ変わりたいと願ってた

「瑠海、遅かったよ。」

「ごめん。ちょっと、話が長くなっちゃって。」

「教えて貰ったよ。こっち、こっち。」

「うん。」

ちょっと待たせた時間は長かったかもしれないけど、

全然2人ともつまらそうじゃなくて。

そう考えると、きって良かったなぁ。って、思う。

「ここだよ。」

「わ〜、すげぇ、種類ある。」

私は、どれにしよう。

あ!これ、可愛い!

グラデーションがかってて、すい電球とか今風のデザインのノート。

「瑠海、決まった?」

「ううん、まだ。これとこれで悩んでて。」

グラデーションの奴とキャラクターの奴で悩んでる。

キャラクターの奴は、きっと海花が描いたんだと思う。

海花とは、今は、会ってはいないけど。

でも、分かる。

海花は、幼なじみであって親友だし。

それに、秘密主義だけど感情表現とか絵で表すのがすごく上手で。

読書が好きで、絵を描くのが上手くて。

卒業する時に、この絵見せてくれたんだ。

今でも、今のように覚えてる。ちょっと前の事なんだけどねぇ。

「瑠海〜、もうそろそろ決めてよ〜。」

「瑠海ちゃん、両方買えばいいんじゃない?
たまには、自分のご褒美として。」

確かに。

でも、おばあちゃんがいるの気づかなかった。

声かけられて、結構びっくりしたなぁ。

「そうします!ありがとうございます。」

「いいのよ。」

そして、2冊のノートと傷隠し止めを貰って。

2人のところに行こうとしたら、居なかった。

どこ行ったのかなぁ。