あ、、。


陽太。



気づいてしまった。




嫌な冷や汗。











「陽太ーーーー。
まさかっ」


















「ごめん、母さんとの約束守れなかった」












"大丈夫、花菜を迎えに行ってくるから"ーーーー。








冷たい陽太の体温に、泣きそうになっていた。









あるわけないーー。







「急ぎ過ぎてバカだよなっ。
だけどさ、終わってないんだよーーだから確かめに行くよ」


その車はーーーー





ある病院に向かっていた。



陽太がいる病院なんだ、
陽太の体があるんだ、と。

今ならまだ、戻れるんだとーーーー急いだ病院。