刑事さんはポケットから白い手袋を1組とビニール袋に入った黒手帳を取り出した。
私は白い手袋を拝借してから装着し、慎重に袋から黒手帳を取り出すと、最初のページを開いた。
そこにあったのは私の写真だった。冬用の制服に身を包んだ私は、両手に雪うさぎを持って微笑んでいる。これは今年の冬に叔父さんのアパート前で撮った写真だ。部屋に篭りきりの叔父さんに冬らしさを堪能して欲しくて雪うさぎを作り、差し出したんだ。
『溶けたらなくなるだろう』
と言って叔父さんが自分のスマホで写真を撮ったことを思い出す。
写真の上には大きく私の名前がふりがな付きで書いてあり、反対のページには私の特徴と間柄が詳しく書かれている。
私は白い手袋を拝借してから装着し、慎重に袋から黒手帳を取り出すと、最初のページを開いた。
そこにあったのは私の写真だった。冬用の制服に身を包んだ私は、両手に雪うさぎを持って微笑んでいる。これは今年の冬に叔父さんのアパート前で撮った写真だ。部屋に篭りきりの叔父さんに冬らしさを堪能して欲しくて雪うさぎを作り、差し出したんだ。
『溶けたらなくなるだろう』
と言って叔父さんが自分のスマホで写真を撮ったことを思い出す。
写真の上には大きく私の名前がふりがな付きで書いてあり、反対のページには私の特徴と間柄が詳しく書かれている。



