私は今まで胸に抱えていた封筒に視線を落とす。

「中身は見たのかい?」

刑事さんが恐い声で尋ねてくるが、私は首を横に振る。

「いいえ。叔父さんに何かあったら開けろと言われていたので…」
「じゃあ、今ここで開けてもらっていいかい?」
「はい」

私は封筒に巻いていた紐を解いて封筒の中身を取り出す。