実際、ユカリには不満ばっかりだ。でも。……逆らったら、どんな目に遭うかわからないから。 このグループではユカリが絶対的で、機嫌を損ねないようにとユカリの顔色を窺(うかが)い、結果気疲れしてしまう日々。 そんなの、友達なんて言わない。一緒に行動しているだけで、友達なんて大層な関係じゃない。窮屈で、苦痛だった。 けれど私は耐えられた。じっと耐えていたら、いつか王子様が現れて、私を救ってくれるから。 私は、その人と二人で幸せになるんだから。