私は屋上に入り浸るようになった。来る日も来る日も、心躍らせ、急ぎ足で向かう。 あれだけ悩んでいたユカリたちのことなんて、もうどうでもよくなっていた。 嫌がらせは未だに続いていたけれど、彼がいれば私は無敵なの。 冴木くん……湊斗の存在が、私に力をくれるの。 もっと彼のことを知りたい。 ずっと彼と一緒にいたい。 彼のことが好きで、好きで、好きで。 嗚呼、 ────これが恋なんだ、と、思った。