. . . 「きみの耳が生きているうちに、もう一つ言葉を授けよう」 「…ニーチェですか」 「そう。覚えてたんだ」 「そりゃ…、」 「もしかして哲学に興味持ってくれたかな」 「そこまでではないですけど」 「生意気な」 「……けど、あの時の俺がニーチェに救われたのは確かだから」 「そっか。成長したんだねぇ」 「……そーですかね」 「下館くん。きみはこれからと大丈夫、ぜったいにね」