. . . 「ごめん、お待たせ。いこ」 「もういいの?」 「一言言わなきゃいけなかっただけだから」 「ふうん…」 「ほら、行くんだろ。早く」 克真くんの用事が終わるまで職員室のドアでそばで待っていたのだけれど、1分もしないうちに彼は戻ってきた。 彼がドアを閉めるときに旭先生とパッと目が合ったので、咄嗟にぺこりと頭を下げると先生は微笑んでいた。