「緊張してるから、喉渇くな……」 橘はつぶやいてから、「なんか飲む?」とわたしを振り返った。 「ほしいです」 「んじゃ持ってくるね」 まってて、と言われて、うなずく。 さっきまでの会話を思い出して、にやけた。 橘、 “ お母さん ” 呼びなんだ……だいすき……萌える。 わたしは心の中で、おかあさまって呼ばせていただこう。橘の前では “ 橘のおかあさん ” って言うかもだけど……まあそこは臨機応変に。 ──漢字変換、ぜったい間違えないようにしないと。