頼まれた仕事をやるのは、普通だと思っている私だから、それだけで正義感強いと言われても困るし、常識というか、当たり前に値する。
昨日のことは私は何も悪くないし、サボったみんなが悪いのにどうして私が責められる形になるのだろう。
「なんかあった?」
私が訊くと、「なにかじゃなくて、先生に怒られたの」と、まるで怒られた子供のような顔をされた。そんな顔で見られても困るし、先生に怒られるようなことをしなければいいだけの話だ、と心の中で言う。心の中でしか言えない。
歪曲していたとも言いたいのだろうか。もちろん、そんなことは絶対に言えないから飲み込む。
「ごめんね、私の伝え方が悪かった」
40代後半の先生だ、もしかしたらなにか気づいたのかもしれないな、と思う。
「本当だよ〜今度から気をつけてね〜!」
私が謝ると、満足した咲優たちが私の席を離れてどこかに行ってしまった。私は誰にも聞こえないように憮然としてため息をつく。
昨日のことは私は何も悪くないし、サボったみんなが悪いのにどうして私が責められる形になるのだろう。
「なんかあった?」
私が訊くと、「なにかじゃなくて、先生に怒られたの」と、まるで怒られた子供のような顔をされた。そんな顔で見られても困るし、先生に怒られるようなことをしなければいいだけの話だ、と心の中で言う。心の中でしか言えない。
歪曲していたとも言いたいのだろうか。もちろん、そんなことは絶対に言えないから飲み込む。
「ごめんね、私の伝え方が悪かった」
40代後半の先生だ、もしかしたらなにか気づいたのかもしれないな、と思う。
「本当だよ〜今度から気をつけてね〜!」
私が謝ると、満足した咲優たちが私の席を離れてどこかに行ってしまった。私は誰にも聞こえないように憮然としてため息をつく。



