蒼太くん、私、蒼太くんのこと大好きでした。多分、蒼太くんに負けてないほど大好きでした。
恋なんて知らなかった。
誰かを想う気持ちも誰かを愛す気持ちも私にはわからなかった。
そんな私が息さえできなくなるほどに想っていました。
蒼太くんの隣にいられたことが、
蒼太くんが笑いかけてくれたことが
蒼太くんと過ごせたことが、
とても幸せでした。
蒼太くんのおかげで世界の醜さや穢れだけでなく、
綺麗で、優しい世界を知ることができました。
初めて好きになった人が蒼太くんでよかった。世界で一番大好きだったし、世界で一番愛してた。
私の道標であり、光でした。
「もう一回歌おうよ」
「えー、また」
「いいじゃん。誕生日だもん」
「その誕生日発言、卑怯すぎ」
青空の下で寝そべりながら歌った歌がハーモニーとなって、空へと消える。
届いていますか。
私の気持ちは届いていますか。
私たちの結末はバットエンドだったのかもしれない。
物語と違って、人生はハッピーエンドを迎えても、バットエンドを迎えても、続いていくね。
だけど、蒼太くんを想ったときに生まれた"感情"がいまに繋がっているなら、蒼太くんが喜んでくれているなら、私たちの結末はハッピーエンドに変わったんじゃないかなって思います。
ねえ、蒼太くん、
そこはどういう場所ですか。
私は、わからないけれど、蒼太くんが安らかな場所にいられることをずっとずっと願ってる。
最愛のきみが苦しくない世界に
いられますように。
こんな私をすきになってくれてありがとう。
人に誇れるような過去じゃないし、生き方もできなかったけれど、私はいまとても幸せです。
ss.END
追伸
きみはシオンの花言葉を知っていますか。
恋なんて知らなかった。
誰かを想う気持ちも誰かを愛す気持ちも私にはわからなかった。
そんな私が息さえできなくなるほどに想っていました。
蒼太くんの隣にいられたことが、
蒼太くんが笑いかけてくれたことが
蒼太くんと過ごせたことが、
とても幸せでした。
蒼太くんのおかげで世界の醜さや穢れだけでなく、
綺麗で、優しい世界を知ることができました。
初めて好きになった人が蒼太くんでよかった。世界で一番大好きだったし、世界で一番愛してた。
私の道標であり、光でした。
「もう一回歌おうよ」
「えー、また」
「いいじゃん。誕生日だもん」
「その誕生日発言、卑怯すぎ」
青空の下で寝そべりながら歌った歌がハーモニーとなって、空へと消える。
届いていますか。
私の気持ちは届いていますか。
私たちの結末はバットエンドだったのかもしれない。
物語と違って、人生はハッピーエンドを迎えても、バットエンドを迎えても、続いていくね。
だけど、蒼太くんを想ったときに生まれた"感情"がいまに繋がっているなら、蒼太くんが喜んでくれているなら、私たちの結末はハッピーエンドに変わったんじゃないかなって思います。
ねえ、蒼太くん、
そこはどういう場所ですか。
私は、わからないけれど、蒼太くんが安らかな場所にいられることをずっとずっと願ってる。
最愛のきみが苦しくない世界に
いられますように。
こんな私をすきになってくれてありがとう。
人に誇れるような過去じゃないし、生き方もできなかったけれど、私はいまとても幸せです。
ss.END
追伸
きみはシオンの花言葉を知っていますか。



