表に出せないし、そういう感情に鈍感になってしまったのは事実だから、私は感情を心の中で描き続けたいと思う。

悲しい、寂しい、うれしい、楽しい、大切な感情を、想いや繋がりを、忘れたくないと思った景色をきみのように残していくことにした。



見て、描いて、かたちにして、残して、生きていく。私が見た世界を、私の中に生まれた感情を大切に描いていく。

変わってしまう世界を、一瞬一瞬の変化を真っ白なキャンパスに描いていく。



方法は人と違うのかもしれないけれど、これが私の気持ちで、感情のひとつで、私にとっての"生きていく"ということだと思った。

きっと真っ白なキャンパスには可能性しかない。






ダメなところはたくさんあるし、嫌いなところもたくさんある。

失敗もするけれど、負けたくないから立ち向かうし、わけもわからずに突っ走るし、疲れてたまに逃げるときもあるだろう。


だけど、いつかこの涙が光になるって信じてるし、私の明日を照らす眩い光だって信じてる。




必死に正解を探して、泣いて、傷ついて、傷つけられて、たくさんのものを失って、たくさんの後悔が残った。これが間違いなく私の青春だった。