俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】

みんなみたいになれなくても、違っても、我慢している。

他者と私を比較して苦しくなったとしても、すぐに生まれた"何か"を消して我慢している。


貧血気味でも、ストレスから自律神経が乱れて、今日のように、立ちくらみ、目眩、頭痛、耳鳴り、動悸が私を襲うようになって‪も我慢するしかない。

いつもみたいに何も求めずに、ずっと耐えているし、そうすることでしか家族を、そして私を守れないのも知っている。


ずっといい子を演じて過ごしている。





家の事が終わった頃はもう日が暮れていた。ほとんどの空がオレンジ色に染まって、もっと時間が経ったころには向こうの空からだんだん黒く染まっていった。

全部終えたあとは、課題に取り組むのが私の日課だ。学校から帰ってきて、家の事をやって、やっと自分の課題の時間が設けられる。