俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】

キスされたこと、抱きしめられたこと、距離がゼロセンチになったこと、笑えたこと、泣いたこと、全部幸せすぎて泣いていた。

私はずっと前からすきだった。気づいたら心臓が波打って、蒼太くんの隣が一番安心して、目で追って、話したいなって思っていて、守りたいと思ったし、離したくないって思っていた。




距離が縮まる度に胸が痛くなった。

誰かと特定の関係になるのが、誰かに特別な感情を抱くのが、誰かを特別視するのが、こわかった。

大切なものをなくすのが、大切な人を失うのが、誰かに裏切られるのが、人を受け入れるのがこわかった。





握った手を、抱きしめた手を解かないで、ずっときみの隣にいられたらどれだけ幸せなんだろう。

私たちが笑い合っている未来はきっとない、私はそんな予感がした。こんなに近くにいるのに、私たちの間には障害がたくさんあって、きっと子供の私たちじゃ乗り越えられないような気がした。