「……私のことたくさん知ってるみたい」
褒められるのに慣れていない私はなんとなく可愛げのないことを口にしてしまうけれど、そんな私を気にすることもなく「知ってるよ」と躊躇なく言った。
「弱みを見せられなくて、考えすぎて、何事も我慢して、感謝するよりも謝って、自分でなんとかしようとして、人を頼ろうとしない。なかなか心開かないし、素直じゃねーし、可愛さのかけらもないやつ」
「それ褒めてないじゃん」
私が口をすこし尖らせると、褒めてんじゃん、と笑っていた。私も負けじと口を開く。
「蒼太くんは偉そうで、生意気で、子供なのかなって思うとムカつくくらい大人で、人に興味なさそうなのに意外と見てて、ほんとにほんとにたまーに優しい、で、人間不信」
「お前こそ褒めてないだろ」と笑われて、すこし貶したつもりだったのだけれど、蒼太くんは笑っていた。
褒められるのに慣れていない私はなんとなく可愛げのないことを口にしてしまうけれど、そんな私を気にすることもなく「知ってるよ」と躊躇なく言った。
「弱みを見せられなくて、考えすぎて、何事も我慢して、感謝するよりも謝って、自分でなんとかしようとして、人を頼ろうとしない。なかなか心開かないし、素直じゃねーし、可愛さのかけらもないやつ」
「それ褒めてないじゃん」
私が口をすこし尖らせると、褒めてんじゃん、と笑っていた。私も負けじと口を開く。
「蒼太くんは偉そうで、生意気で、子供なのかなって思うとムカつくくらい大人で、人に興味なさそうなのに意外と見てて、ほんとにほんとにたまーに優しい、で、人間不信」
「お前こそ褒めてないだろ」と笑われて、すこし貶したつもりだったのだけれど、蒼太くんは笑っていた。



