俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】

「でも自分のために自分で選んだことじゃないと後悔するよ」
「後悔する?」

「うん、後悔する。未来なんてわかんないじゃん?俺もわかんないよ、そもそも生きてるのかすらわかんない、でもいまは生きてる、明日も絶対ではないけど生きてる可能性は高い」




それだったらいまを大事にしたほうがいいよ、心配事なんて、八割は未来の取り越し苦労だから、いまに意識を向けて、いまと向き合っていけば大丈夫だよ、麗音さんが悩みながら私にくれた言葉だった。




「たまには自分のために生きてみよ。相手がどうとか、みんながどうとか、どうしなきゃいけないかじゃなくて、自分がどうしたいか」
「でも迷惑かけないかなって……」




俯いた私の頭に手が乗った。蒼太くんとは違うけれど、同じくらい温かくて大きな手が私の頭に乗った。