私は倒れ込んでしまった蒼太くんを起こす。きっといまは言いたくないだろうし、これから先も言ってもらえないだろうけれど、寒い中座り込んでいたら風邪を引いてしまうだろう。
雪が降ることなんてほとんどないのに、今日に限って私の髪にも蒼太くんの髪にも薄らと雪が積もり、身体が冷えていく。
雪を払って、立とうとしたとき、蒼太くんが俯きながら口を開いて。
「いつかは言おうと思ってた、でもなんとなくこわかった」
「うん」
「八つ当たりして、怒ってごめん」
「こわいのはわかるから、大丈夫。私こそ怒ってごめん。悪化しちゃうから行こう?」
立ち上がった私の手を引っ張って「いま話したい」と言う蒼太くんと視線が絡まる。驚いたというか、びっくりしたというか、いろいろな感情が混ざったけれど、ここじゃ無理だろう。
雪が降ることなんてほとんどないのに、今日に限って私の髪にも蒼太くんの髪にも薄らと雪が積もり、身体が冷えていく。
雪を払って、立とうとしたとき、蒼太くんが俯きながら口を開いて。
「いつかは言おうと思ってた、でもなんとなくこわかった」
「うん」
「八つ当たりして、怒ってごめん」
「こわいのはわかるから、大丈夫。私こそ怒ってごめん。悪化しちゃうから行こう?」
立ち上がった私の手を引っ張って「いま話したい」と言う蒼太くんと視線が絡まる。驚いたというか、びっくりしたというか、いろいろな感情が混ざったけれど、ここじゃ無理だろう。



