俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】

「私が薬買ってくるから蒼太くんは家で休んでて」
「……やだ」

「え?」
「俺も行く」




近くの自販機で買ったスポーツドリンクを飲んだ蒼太くんの顔色はマシになったけれど、かなり歩く。

「ダメだよ」って言ったのに、しまいには私の手を掴んで「行く」と甘えられてしまった。





「さっきよりは良くなったの?」
「うん」




この会話の時間が無駄だと思った私はそのまま真っ直ぐドラッグストアに向かうことにする。いつもぶっきらぼうで、私のこと子バカにしている蒼太くんが私の手をぎゅっと掴んで歩いている。

「大丈夫?ダメだったら言って」と何回も言っているからか、返ってくる言葉は「大丈夫だって」。