乾いた雪がさらっと顔を打つ。まだ誰も足跡をつけていないらしく、純白がキラキラ輝いていて、そこに綿毛のような軽やかな雪が舞い降りる。
冬を改めて感じながらいつもの場所に行くと久しぶりに見る背中があって、こんなこと絶対言えないけれど、なぜか安心感に包まれた自分がいた。
「蒼太くん……?」
「あ、」
けれど、すぐにいつもと顔色が違うことに気づく、染まった顔は寒さのせいじゃない。慌てておでこに手を当てると驚くほど熱くて、フラフラしているし、目も虚ろで、どこか遠くを見ている。
「ね、熱あるでしょ?!」
「なんか、頭痛い」
「無理って連絡してくれればよかったのに……」
「忘れてた」
「スマホは?」って聞いたけれど、「ポケットかも」とまるで他人事のように言っていた。
冬を改めて感じながらいつもの場所に行くと久しぶりに見る背中があって、こんなこと絶対言えないけれど、なぜか安心感に包まれた自分がいた。
「蒼太くん……?」
「あ、」
けれど、すぐにいつもと顔色が違うことに気づく、染まった顔は寒さのせいじゃない。慌てておでこに手を当てると驚くほど熱くて、フラフラしているし、目も虚ろで、どこか遠くを見ている。
「ね、熱あるでしょ?!」
「なんか、頭痛い」
「無理って連絡してくれればよかったのに……」
「忘れてた」
「スマホは?」って聞いたけれど、「ポケットかも」とまるで他人事のように言っていた。



