俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】

大学別の問題集、過去問、センター試験問題、教科書、ノートを広げて机に向かっている日々を過ごしているうちに、大晦日も年末年始もいつも通り過ぎていくのだろう。



外に出る用事がないから基本的には家にいて、蒼太くんとはイブ以来会っていない。用事があるって言っていたけれど、彼の会わない日はほとんどなかったから退屈で、憂鬱だった。

冬休みだけど、来週から学校が始まって、再来週はセンター試験、それもまた私の気分を下げる要因だ。




外はとにかく寒くて、すこし歩いただけなのに凍死ぬのではないか、と大袈裟なことを考えてしまうほどだ。四角く切り取られた雪景色、一向に太陽が現れない灰色の雲が遥か遠くまで広がっているのを両目で見る。

古いアパートだから、隙間が多くて、その隙間から入ってくる風は冷たくて家にいるはずなのに体が凍える。




近くにある小さなファンヒーターで毎年乗り越えているけれど、年々気温が下がっていて、もう限界なんじゃないか、とひとりで思ったいたり。

このやる気の出なさは気温のせいじゃないけれど、心が勉強を拒否する。勉強はしなければいけないからする、それだけの気持ちでずっとやってきたけれど、いつも無意識的に勝手にペンが動いていて。