「綺麗なものって忘れたくねえじゃん、だから撮ってる」
「心のカメラじゃダメなの?」
「……それじゃいつか忘れるだろ、俺は綺麗なものしか撮らないからいつでも見られるように残したいんだよ」と言ってまたシャッターを切った。
寒くて、赤く染まった頬、鼻、寒い中付き合わせて申し訳ないな、と思って、「帰る?」と聞いたのだけれど、「まだ何もしてないからやだ」と言われて。
「なんだよ、あいつ」
「何が?」
私のほうに傾けられたスマホ、私も同じように覗き込むと麗音さんからのメッセージが届いていて。
【ふたり一緒にいるの?なんで誘ってくれないんだよ、俺安定のクリぼっち】
【どんまい】と素っ気ない一言を「うるせーな」と言いながら返信している蒼太くんを隣で見ていると、「これ」とまたスマホを傾けてきた。
「心のカメラじゃダメなの?」
「……それじゃいつか忘れるだろ、俺は綺麗なものしか撮らないからいつでも見られるように残したいんだよ」と言ってまたシャッターを切った。
寒くて、赤く染まった頬、鼻、寒い中付き合わせて申し訳ないな、と思って、「帰る?」と聞いたのだけれど、「まだ何もしてないからやだ」と言われて。
「なんだよ、あいつ」
「何が?」
私のほうに傾けられたスマホ、私も同じように覗き込むと麗音さんからのメッセージが届いていて。
【ふたり一緒にいるの?なんで誘ってくれないんだよ、俺安定のクリぼっち】
【どんまい】と素っ気ない一言を「うるせーな」と言いながら返信している蒼太くんを隣で見ていると、「これ」とまたスマホを傾けてきた。



