俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】

「泣きたいのに笑うなよ。無理に笑ってるお前の顔は嫌いだよ」





「お前の顔きっついよ」と言われてはっとなった、たった一言にはっとさせられた。



笑えば済む話なのに、怒る人が、反発する人が心の底から信じられなくて、笑えば何でも丸く収まるのに本音でぶつかり合う人が信じられなくて、笑って済むのに、事を大きくする人が信じられなくて。

笑えば、笑えば、笑っていればそれでよかったのに、私はその方法で自分自身を、そしていつの間にか相手を傷つけていた。



蒼太くんの顔を見ればわかる、私の歪な笑顔が相手を傷つけていたということ、知らぬ間に傷つけていたいたということ、よくわかった。

人を傷つけるのは言葉だけじゃないこと、どんなに気を遣っていても、それは相手に伝わってしまうということ、私はずっと知らなかった。





「お前のはただのひとりよがりだよ」