俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】

今日は24日、街は予想通り活気で溢れているのだろう。

私はどうして思い通りに進めないのだろう。光が灯ったと思えば、またすぐに影が落ちて、自由に羽ばたけない鳥みたいだな、と呑気に思っている。



ずっとこのまま、歳だけを重ねて大人になっていくのだろう、と思わずにはいられない。




こないだ、蒼太くんにいいよ、って返そうとしたとき、画面上に、写真が送信されましたというメッセージが届いた。

3年A組、クラスのグループメッセージ。なんだろうが率直な気持ちだったけれど、一瞬小さな画像が見えて、胸がありえないほどざわついた。



スマホを持つ左手が、文字を打っていた右手が震えて、そして音を立てて身体が震えた。

いま、思い出しただけで身体が震える。