夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。

水城くんは何かを閃いたような顔をしてから、


「俺のお気に入りの場所に来ない?」


そう言った。


「お気に入りの場所……?」


「そう」


ふっと笑った水城くんは有無を言わさず歩き出してしまった。


水城くんを追いかけるけど、歩くのが早くて砂浜に慣れていない私はなかなか追いつけない。


「み、水城くん待って!」


砂に足を取られながらもなんとか追いつくと、前を歩く水城くんがいきなりしゃがみ込んだのでもう少しでぶつかりそうになる。