「あー…ごめんね、今日と明日は用事あるから会えないわ…」 夏都が用意してくれていた朝ごはん…時間的に言えば昼ごはんを食べ、ソファに座っていると逞の携帯が鳴った。 「また新しい彼女じゃない?」 「そうなんだ…」 理緒がこっそり耳打ちしてくれて、再度逞を見る。 確かに整った顔で、女の子は放っておかないだろうけど…優しいだけに、女の子にルーズだって理緒が言ってたっけ。