「ん〜…頭、痛……い…って、芽依?!」


蓮が突然起き上がったから、私の布団まで捲れていった。



「な、なんで、一緒に、ベッド…」



…驚くのも仕方ない。

弟とご飯を食べていたのに、気がつけば私とベッドの上なのだから。



「蓮が酔っ払って手がつけられないからって、弟さんが運んできたの。」


お水をテーブルに置くと申し訳なさそうにベッドの上で蹲っていた蓮がズルズルと降りてきた。




…なんというか、子どもっぽくて可愛いかも。